選挙の鬼:田中角栄の最後の愛弟子、選挙無敗の男:中村喜四郎が語る選挙の本質とは ~時代に流されない、人心掌握術~

  非常にレアな番組を発見しました。元科学技術庁長官、建設大臣で、あっせん収賄罪で、実刑1年を課されても、それでも国政選挙で、当選し続ける、中村喜四郎への、大田光による、インタビュー番組です。

 

 昨今の選挙は、当落が、ネットメディア・浮動票に影響されることが多い衆議院選挙ですが、そんなものは、どこ吹く風、常に、有権者の心を鷲掴みにし、当選し続ける選挙を展開するのが、中村喜四郎です。

 有権者が望む、目先だけの政策ではなく、有権者から「あんたに、政治を全て託す」と言わせ続け、当選し続けるその先にあるものは、政治の師匠である田中角栄が政治信条としてきた、「常に、弱者に寄り添う政治」そのものでした。

 期間限定で配信されています。選挙に立候補を予定されていらっしゃる方は、必見の内容です。

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1990年の出陣式の様子。お祭り状態ですが、お祭りではありません。後援会員の狂気じみた凄まじい熱気が見て取れます

 掲載の出陣式の動員人数は、私が見積もっても、軽く3000人は、超えていると思われます。動画のスクリーンショットになりますので、是非、動画をご覧になってください。

 常軌を逸した、支援者の期待ぶりが凄まじいです。もう、どこかの新興宗教の集まりと言ってもいいくらいでしょう。現在、こんな出陣式を行うことができるのは、中村喜四郎くらいではないでしょうか。

 2021年、今年も、衆議院議員総選挙が行われる年となりました。

 田中角栄が、権勢を振るった事から、もう半世紀。無所属を貫いてきた、中村喜四郎ですが、立憲民主党入りをした、次の総選挙でも、勝利済続けることができるでしょうか?

実録!! 衝撃の、買収選挙の実態!! 「選挙は、ムラの一大産業だ!!」

 非常に、興味深い、ユーチューブの番組を発見しましたので、ご紹介させて頂きます。

  政官財が強く結びついた、民主主義をも否定する、鉄のトライアングルに切り込んだ、命知らずの、ジャーナリストが、語るおぞましい、実弾選挙の実態!

 地方せ立候補する人は、視聴せずにはいられない作品です。やり方次第では、命をも落としかねない、そのおぞましい実態とは。。。!!

www.youtube.com

元国会議員秘書が解説する、「わりと暇な、とある、国会議員秘書の平和な一日」①

 この話は、実際に、私が議員秘書時代に経験していた日常を、時系列順に並べて、説明したものになります。現在の秘書に、必ずしも当てはまるものではないことを、ご了承ください。

 0530:起床

    時間がないので、朝ご飯は取らず、シャワーを浴びて、歯を磨く。

 0600:着替えて、最寄の駅に向かうバスに乗車する。

 0620:最寄の駅に到着すると同時に、都心へ向かう電車とは逆方向に向かう電車に乗車。これは、一つ前の駅が、始発の為、座って眠りながら通勤が出来るので、そういう行動を行っている。

 0630:電車が始発の駅に到着。自民党議員の秘書なので、愛読書の朝日新聞をキオスクで購入し、始発電車が入線するのを待つ。

 0645:始発電車が入線すると同時に、電車に乗り込む。とりあえず、朝日新聞の、一面、政治面、経済面に目を通す。

 0650:電車が出発。国会議事堂駅までは、60分程度なので、到着するまでは、狸寝入りをする。

 0750:国会議事堂駅(千代田線)に到着。火曜日から、金曜日までは、自民党本部では、部会と呼ばれる法案の審議会が開かれているので、0800から開かれている各種部会に、出席する。時間が重複していて、出席できない部会は、議員の名刺と交換で、部会資料を貰う。

 この部会は、0800開催、0830開催のものがほとんどです。

 0900:自民党本部の休憩所の様な、ソファーが置かれている場所で、仮眠をとる。ここで、30分ほど仮眠をとるのが、日課である。オープンスペースなので、部屋ではないが、ソファーがあるので、時間つぶしには、丁度、良い場所になっている。少し奥まった場所には、自民党記者クラブの、詰所がある。

 0930:仮眠は終わりで、国会議員会館の事務所に出勤する。タイムカードなどはない。議員も、大抵、このくらいの時間か、1000には、議院会館の事務所に戻ってくる。

  ここからが、本格的な仕事の開始になる。

大抵、15分単位で議員には、仕事のアポイントが入っているので、そこに陪席するか、後日のスケジュール管理を行うか、電話の対応を行っている。官僚からのレクチャーの場合は、大抵、1クールが30分なので、お茶を出したり、出したお茶をかたずけて、洗ったり、などの雑用も行う。

 1145:この時間の辺りから、昼食の時間になる。午後の予定が少なければ、同僚の秘書と、赤坂近辺に出かけて、昼食を行っている飲食店で、1時間くらいかけて、休憩をとる。忙しい場合は、議員会館内の、まずい(衆議院第一議員会館は、特にまずい)食堂で食べて、お昼を終わらせる。普通の会社の様に、休憩をする時間など全くなく、ただ、飯を腹に詰め込むだけである。当時は、小さな喫茶店が、議院会館内にあり、そこで休憩をすることが出来るが、ゆったりできるような店ではないので、大抵は、使うことがない。様々な業界の政治担当者たちが、とぐろを巻いていることが多い場所である。

 美味しいのは、参,2,1の順です。 ちなみに、参議院にある蕎麦屋は、かなり美味しいですね!

 今の新しい議員会館には、タリーズコーヒーもあるので、昔よりはかなり、マシになっていますね。タリーズの創業者の松田公太さんが、参議院議員もしていたので、タリーズが入っているのではないでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

元国会議員秘書が解説する、議員年金復活に関する考察 果たして、特権なのか?

 2020年の大みそかに、ヤフーニュースにも、取り上げられたので、記事としてご覧になられた方々も、おられると思いますが、北海道新聞が、国会議員・地方議員の議員年金の復活を、批判的な立場で論じていました。(もともと、北海道新聞

www.hokkaido-np.co.jp

は、朝日新聞と同じ,左翼系新聞なので、こういった記事は王道です)

 議員年金は、かつて2006年までは、存在していました。国家議員・地方議員とも、10年勤めれば、年金支給年齢に達した時に、在籍した年数に応じて、支給されるという年金制度になります。

 廃止された当時、少しの賭け年数で、年金がもらえるとういマスコミの追及があり、廃止されてしまった経緯があります。国会議員の場合は、10年保険料を支払って、約400万円強もらえるのですが、定年後の生活資金としては、多くもなく、少なくもないと言うのが、私の感じるところです。

 国家議員経験者の場合、引退したと言っても、その選挙区内では、名士に違いなく、様々なお付き合いが欠かせない存在になります。引退後も、選挙区内の政治活動に携わる方も多く、完全に、隠居しない限り、一定の政治力・資金を使うことになることが多いです。

 一方、地方議員はと言えば、地方の県庁所在地の市議会議員の報酬は、市役所の管理職よりも低いこともあり、決して報酬は多くはありません。地方の町村レベルでは、報酬が額面で20万円程度のところもあるとされています。

 兼業が禁止されている議員としては、大卒初任給よりも安い報酬では、家計を維持するもの難しい為、過疎地域では、議員のなりてが少なくなっており、無投票当選で、地方議員になることも多いとされています。

 私は、議員年金が廃止されてから、無駄に多選を繰り返す議員が増えているのはではいか?と思っています。年金が支給されてないために、将来の生活給を維持する為に、議員を続けて、議員の新陳代謝が進まないという、弊害が起きてはいないでしょうか?

 地方議員では、普通に連続当選10回以上の議員は、普通に存在しています。立候補時に80歳を超えていても、立候補をする議員がいるのです。議員を辞めた後は、国民年金の月額6万5千円になるわけですから、収入は、大幅ダウンで、いきなり、生活困窮者になります。

 敢えて、対案をだすとすれば、一般公務員と同じ、共済年金に加入することを許し、国民年金基金に強制加入させるという方法があると考えます。

 それでも、議員年金の廃止を訴えるなら、地方自治体の首長が任期4年を満了したときに支給する、約3000万円~4000万円の退職金の廃止も併せて、議論の遡上に乗せて頂きたいものです。

元国会議員秘書だった、2020年下半期、そんなお前はどんなユーチューブ番組をみているの??

 今後、恒例にしていきたいと思っている企画なのですが、私が普段一体どんな、ユーチューブチャンネルを見ているのかをご紹介して行きたいと思っています。

 半年前に、よく視聴している番組のトップ10(以下のリンクを参照してくださいね)をご紹介しましたが、グーグルアナリクスで見てみると、アクセスランキングの上位に来ているので、2020年の下半期に、私が良く見ていた番組のトップ5をご紹介したいと思います。

 ちなみに、私は、プレミアム会員になっており、有料チャンネルにもいくつか加入して、いつも、ユーチューブチャンネルを見ています。かなりのヘビーユーザーで、PCで視聴し、一日に少なくとも、5時間以上は視聴しています(46インチのテレビも同時につけてニュース速報をチェックし、iPad(Air2)でメールのチェック、スマホ3台【iPhone6+,IPhone6s,iPhone8】で電話・SMS・LINEの着信をチェックしています)

www.khisho.info

 視聴する番組は、その時々の政治的な状況、経済状況、個人的な趣味の変遷によって変わってくるもので、ユーチューブのAI判定による、おすすめ番組の表示によっても、大きく変わってきますね。上半期に挙げた番組は、基本的に視聴しているのですが、特に今年は、歴史上にも残るイベントが多すぎて、色々な所に、目移りした年となったのではないかと思います。

 上記のことを踏まえて、下記に、2020年下半期に、よく視聴していた番組をご紹介をさせて頂きます。

 第5位 DHCテレビ 「ニュース女子」 

 この番組は、上念司がプレゼンターをしている番組なのですが、保守・右側の論調の番組になります。地上波のMXテレビでも、放映されているのですが、MXテレビは、リアルタイムでは、関東でしか視聴できないので、ユーチューブで配信もされているといいかすか、ユーチューブの客層をターゲットにした番組構成になっています。普段、朝日新聞毎日新聞東京新聞しか、読んでいない人がみれば、目からうろこが落ちるような番組なのではないでしょうか?

           

 ちなみに、DHCは、サプリメント製造・販売の会社と皆さんは、ご認識されていらっしゃると思いますが、知っている人は、ほとんど、いらっしゃらないと思いますが、本業は、英文翻訳が本業で、今ちまたで、流行りの副業がサプリメントの製造・販売なんですよね。そして、いまや、副業が本業になってしまった会社になります。

  第4位 高橋洋一チャンネル

 元財務官僚の高橋教授の番組になります。菅政権になり、内閣府参与に任命された時から、始まったまだ新しい番組になります。参与になる前から、ユーチューブ番組では、常連でしたが、参与になってから、注目度が一気に上がった方になります。理系の方だけに、説明の仕方については、論理的に分かりやすく解説しています。自分が、分からないことは、分からないとはっきりと言い、分かることについては、反論の余地がないほど、解説してくれるので、非常に痛快で、理解しやすく大変、面白い番組です。

 

第3位 乙武洋匡司会 「選挙ドッドコムちゃんねる」

 基本的に、国政選挙・地方選挙に特化した、かなりニッチな番組です。毎月の政党支持率調査を番組独自で行うなど、調査機関の様な活動も行う番組です。特定の政党に偏った活動を行うことなく、代々木にある共産党本部で、小池書記局長と対談を行ったり、公明党の山口代表との対談を行うなど、政治系番組の中では、独自色を出している番組です。個人的には、地方の首長選挙の予定・動向などを報じてくれるので、重宝しています。

 

 第2位 丸山ゴンザレスの裏社会ジャーニー

 何事も、表もあれば裏もある。ということで、裏社会の不都合な真実を突撃取材も含めた、バラエティー?番組です。各種クスリの事情から、ヤクザ・反社勢力、国内外のアブナイ街の事情など、政治・経済ネタで疲れた精神を、癒やすためのエンターテインメント番組です。

 そして、栄えある、2020年下半期の第一位は!


 

 第一位 さささのささやん

 保守系の個人ユーチューバーなのですが、ほぼ、毎日、様々がソースからデータを収集し、ファクトデータに基づいた分析を独自に行い、左翼系マスコミの印象操作の断罪を行う単なる善人です。ほぼ、毎回行われる時事ネタに関するなぞかけが人気です。

 私の、個人的なツイッターをフォローして頂いています。ツイッターでは、個人的に、何度か、メッセージのやりとりをさせて頂いた事があります。

 

 

元国会議員秘書が解説する、一度吹き始めた解散風は止まらない! 解散する迄突っ走る生地獄

 4年に一度は、開かれる衆議院の総選挙ですが、通常は、2年半程度で解散されると言われています。長くても、3年程度が現実的なところです。

 2年半ほど任期が過ぎると、ちらほら、マスコミを通じて、解散風が吹き始めるのですが、今年の10月にも、解散が行われるのが濃厚と言われて、一度、解散風が、永田町に吹き荒れていました。私の経験では、選挙事務所の設置や、選挙運動員の確保など、実質的な準備が行われているものと思われます。

 コロナの疫病の関係で、来年1月の通常国会での冒頭解散説も否定されそうな感じですが、もし、来年の6月以降にまで、縺れ込むようなら、野党の新人議員にとっては、資金的に、相当苦しい状況に追い込まれることになりますね。

 選挙を戦うには、会社の経営と同じで、人・物・軍資金をうまく使いこなして、勝利をしようと考えます。この3つの要素は、全てお金に直結するものになりますが、無限にあるものでなく、有限であるがゆえに、出来ることと、出来ないことがあります。それは、活動期間が長引けば、長引くほど、明確になってゆき、新たに雇い入れた秘書の人件費、選挙事務所の家賃、レンタカー代などは、そのうちやってくる選挙に備えて、温存しておく必要があります。

 結局は、打つ「弾」を減らしていくことになります。弾とは、広報ビラ、政策資料の印刷代、ポスティング費用などになりますが、この広報関連の費用は、認知度、知名度をアップさせるには、必須のアイテムなのですが、これは、銃弾不足で、戦争するようなもので、特に、新人においては、致命傷になります。

 一度、広げてしまった大風呂敷は、事(選挙)が終わるまで、閉じることは出来ないのです。

 私が経験したところでは、実際の選挙が始まる次期の半年前から解散風が吹き始め、選挙の半年前から、選挙事務所を設置し、臨戦態勢に突入した選挙がありましたが、半年間、一日も休みが、全くなく、毎日、朝6時半から8時半までの、駅前での演説をこなし、一日の終わりの仕事が24時に終わるという生活を送ったことがありました。まだ、20歳代ということもあり、何とか、精神的にも、体力的にも、かなり、追い詰められた記憶がありましたが、同僚の秘書の中には、ほぼ、半狂乱になるもの、数日間、音信不通になり、プチ逃亡した者が2名現れたことがありました。また、変わったところでは、同じ日の同じような時間に、2名の秘書が、別々の場所で、交通事故を起こしたこともありました。

 選挙前の、政治活動と称する「実施的な選挙活動」には、活動について、制限がないため、この様な、悲惨なことが起こります。帰って、公示後の「形式的な選挙活動」の方が、行うことが出来る事が決められている為、活動自体は、楽に感じた記憶があります。

 現場の秘書の感覚としては、選挙の結果は、、選挙前には既に、決しているという感覚があり、一般人の「選挙が始まった」という感覚とは、異なっています。

 

 

 

元国会議員秘書が解説する、国立国会図書館の使い方。一般人でも、無料で、鬼滅の刃が読める!

 誰もが一度は聞いたことがある図書館として、日本一、有名な物は、国立国会図書館

国立国会図書館―National Diet Library

なのではないでしょうか?(以後、国会図書館と省略)場所は、参議院を道路一本挟んで、横に位置しており、最寄り駅は、半蔵門線永田町駅になります。(少し歩けば、丸ノ内線:国会議事堂駅、千代田線:国会議事堂駅、南北線溜池山王駅など、アクセスは非常に良いです)

 この国会図書館ですが、本来の機能としては、第一に、日本で出版された書籍・出版物・新聞のあらゆる書物を収集し、保存するというものと、国会議員から調査依頼されたテーマの調査を行うという、大きく2つの機能を与えられています。

 議員秘書時代には、何度か、日本の現行制度と海外の制度との比較を行う為の調査依頼を行ったことがありますが、様々な分野に精通した調査員が在職しており、自力で調査することなく、正確な情報を素早く調べることが出来ます。

 中央省庁は、現行の日本の様々な制度については、詳しいので、日常の、通常の資料収集は、中央省庁に触接依頼を行うのですが、最先端の、海外で行われている制度調査などになると、国会図書館の方に分があります。

 書籍の貸し出しを行うのが、通常の図書館の仕事になりますが、国会図書館については、民間人には貸し出しは行わず、国会議員・議員事務所のみに対して、貸し出しを行いますので、やはり、普通の図書館とは異なっています。

 そこで、一般人は、どうやったら、国会図書館が所蔵する図書を読むことができるのかと言えば、普通に、受付を行って、入館をすれば、普通の図書館と同じように、館内であれば、閲覧をすることが出来ます。ヘビーユーザーになれば、利用者カードを作って、駅の自動改札と同じゲートをくぐって、出入りが可能になります。

 利用者カードを作れば、ネットで蔵書検索・記事検索が可能になりますので、益々お得です。地方の大学教授などは、東京への出張のついでに、研究用の参考書籍のコピーを大量に行うこともあるそうです。

 中には、喫茶店、食堂が完備されており、一日中、暇つぶしをすることが出来ます。日本で過去に出版された書籍をすべて、蔵書している為、読みたい本は、全て、希望すれば、読むことが可能です。確か、自費出版している書籍まで、蔵書していたと記憶しています。出版された全ての、書籍を蔵書しているだけに、誰が閲覧するのかわからない、アダルトな大人向けの雑誌に至るまで、蔵書しており、今年、話題になった「鬼滅の刃」の単行本も当然、無料で読むことが出来ます。

 一度に、10冊まで、借りることができますので、ソファーで、若い女性が、少女漫画を山積みにして、読んでいる後景を見かけたこともありました。少年ジャンプを読ん出来る人もいました。こういった、単なる趣味為に、利用している利用者は多いですね。

 純粋に、マンガや、過去の雑誌を読みたいのなら、マンガ喫茶よりも、お得です。普通の図書館の様に、開架されている書籍も、専門別に大量に書架に置かれていますので、普通の図書館よりも、かなり大規模な感じがします。

 中の造りは、大規模なコンクリートの要塞をイメージさせるものとなっており、「キング・オブ・ザ・図書館」と言うにふさわしいものとなっています。

 書籍のコピーも、しおりを挟んで、お願いをすれば、1枚10円で、職員の方がやってくれますので、とても、使い勝手は良いですね。

 

 

元国会議員秘書が解説する、国会議員が乗る車のあれこれ②

 国会議員が乗る車のあれこれ①に引き続き、国会議員の車についてのお話をしたいと思います。私が現役の秘書をしていた頃は、永田町では、国会議員が使っている車は、センチュリー、今は製造されていないセルシオ、クラウンが多かった記憶があります。

 その後、セルシオは、レクサスに乗り換えられていった感じがします。

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センチュリー

 私が、使えていた議員は、奇をてらったのか、プレジデントに乗っていました。選挙区が、永田町から近かった為、、選挙区内でも乗り回していましたが、支援者から、「選挙に当選した途端に、外車(プレジデントは、国産車ですが)を乗り回すのか??と痛烈に、批判されたことがあり、当時、発売されたプリウスを選挙区で移動する車に変更したことがありました。つまり、永田町では、プレジデント、選挙区では、プリウスを使い分けるとうことをしていました。

 数年経って、ハイブリッドのミニバンが、発売されると、プレジデントとプリウスを売却して、永田町、選挙区で共通して使う車として、ミニバンを導入しました。

 このミニバンは、エスティマなのですが、普通のセダンタイプよりも、使い勝手が良いという評判が広がり、国会議員の間で、ミニバンに乗るのが流行ったように思います。良く、都道府県知事が、専用車にミニバンを使っている映像が移りますが、車の乗り降りが、らくちんなので、使われている感じがします。

 少し変わった話にはなりますが、個人的に、現在の国務大臣セルシオの後部座席に乗せてもらったことがありましたが、大量の法案関連の資料と、1本3000円するユンケルの空き箱が大量においてありました。

 国会議員の仕事は、かなりハードは仕事なのだなと改めて、思い知った出来事でした。

 先に、兵庫県知事の公用車のニュース報道で話題になったセンチュリーですが、他の議員の秘書が、センチュリーのパンフレットをもっており、見せてもらったところ、アーマードセンチュリーというタイプもあるようで、防弾・防爆仕様のタイプもあるようでした。国会議員・大臣でも使っていませんので、東証一部のレガシーな企業の社長が使っているか、ハイヤー会社が、要人用に使っているのかも知れませんね。

 後日、兵庫県知事が、自家用車を運転している最中、Uターン禁止の道路で、Uターンをして、取り締まりにあったとういのは、ご愛敬でしょうか?

 

元国会議員秘書が解説する、次回の総選挙における、注目選挙区 その5 広島3区 元法相河井克行の地盤 公明党が新規に候補者を擁立するその恐ろしい政略の裏側 大阪都構想の住民投票も影響していた事実!!

 

冷徹と誠実 令和の平民宰相 菅義偉論

冷徹と誠実 令和の平民宰相 菅義偉論

  • 作者:財部誠一
  • 発売日: 2020/12/09
  • メディア: 単行本
 

  さて、次回の衆議院総選挙の日程ですが、来年の通常国会の召集が1月8日と、一月の上旬に設定されたことで、ほぼ、国会召集&冒頭解散が濃厚となりました。何故、国会召集をして、冒頭での解散が確実とされるのかと言えば、選挙が行われない年の、通常国会の開催は、例年1月下旬頃なのですが、1月8日という日程は、例年と異なって早い日程であり、通常国会の開催日数は、国会法で、150日と定められています。6月上旬には、総選挙をやってしまおうという訳です。また、来年の6月には、東京都議会議員選挙が行われます。また、現在、武漢ウィルスが流行していますが、今年の流行のトレンドを観れば、6月頃には、いったんは、収束する時期にもあたります。

 この上記の要素を加味すれば、通常国会開催の冒頭解散が容易に想定されます。

 さて、広島3区の選挙事情について解説致します。自民党現職の河井氏は、逮捕されてしまったということで、事実上、自民党から立候補することは難しく、他の新人を擁立するしかありませんが、公明党が、前幹事長の斎藤鉄夫議員を広島3区から擁立しようとしています。

 これは、既に、菅首相と裏で話がついており、既定路線であると想定されます。実際に、自民党の二階幹事長も異論を唱えていません。広島という土地は、原爆が投下された影響なのか、野党の勢力が地味に強いエリアとなっており、実際に、広島市長には、元社会党代議士の秋葉氏が市長を務めていたことがあるくらいです。小選挙区公明党へ、譲ることで、今後の重要法案へのスムーズな、協力を裏で、取り付けたものと思われます。

 公明党小選挙区での当選は、決して、簡単なのものではありませんが、過去には、東京都北区で、自民党の矢代英太元郵政大臣の地盤から、前公明党代表太田明宏氏を当選させた実績があります。

 河井氏も、実際に、1回落選しているくらいです。前回の総選挙では、河井氏は、勝利したとはいえ、新人の無所属候補に、得票率35%を許すなど、河井氏の地元での悪評を加味しても、自民党が盤石とはいえない選挙区となっております。前回立候補した、野党系の新人の無所属候補、日本維新の会の候補者の票を合わせると、河井氏を上回る得票となっています。

 河井氏の選挙違反で、主要な職系の首長・県議会議員がお金を貰っていたりしており、次の候補を新しく発掘することが容易でない自民党内の政治的な事情と、党勢拡大を目論んだ公明党の思惑が一致し、前幹事長の斎藤鉄夫議員を小選挙区から立候補させようという話に至ったと思われます。

 また、公明党の集票力の恐ろしさを見せつけたのが、先に行われた大阪都構想住民投票における、創価学会の票の動きでした。出口調査では、公明党支持者の賛否は、半々となっており、ほとんどの人が、公明党の票の動きの本当の意味を理解していませんが、公明党がその気になれば、この住民投票の成否を左右させることができるということを見せつけた選挙だったとも言えます。

 山口代表が、大阪入りをし、大阪都構想に投票をしろと訴えたにも関わらず、公明党票が二分されたというのは、公明党支持票の鉄の結束からしたら、公明支持票の動きは、あまりにも、不自然で、きれいに、二分させたというのは、事前の、五分五分の世論調査を左右できるということを、票を意図的に、二分させることで、その影響力を見せつけたと言うことは、不自然とは言えないと考えます。

 また、この話の裏に存在する事情は、広島県内の自民党は、広島を地盤とする岸田文雄代議士の自民党幹部ポジションからの、追い落としにあります。広島県の国会議員は岸田氏が率いる、宏池会の息がかかった国会議員が多いのですが、この宏池会の勢力を削ぐという陰謀があります。

 来年の9月には、自由民主党の総裁選挙がありますが、岸田氏の力を削ぎ落して、総裁選挙に立候補させなくさせるとうい思惑があるものと推測されます。昨日、先ほどの総裁選挙に立候補した石破茂氏が、自分の派閥の代表を下りましたが、それと同じ様な状況を作り出し、96年の総選挙初当選組より、上の当選回数が議員を事実上、総裁選の候補から締め出してしまい、政治的に「一丁あがり」の状態にしてしまうことにあります。

 先の記事でも書きましたが、首相、政調会長(下村氏)、総務会長(佐藤氏)、選対委員長(山口氏)、国対委員長に森山氏(衆議院6回、参議院1回:事実上の子分)をはじめ、主要閣僚に、96年初当選組を配置する人事を行いましたが、次の総選挙が終われば、自民党の幹事長ポストも、96年初当選組から選ぶのでは 選ぶのではないかと、容易に想定されます。

 中選挙区を経験したことがある議員の世代から、小選挙区初当選組である96世代への権力闘争のゲームチェンジをも狙った公明党候補の擁立をも狙ったものと言えるのではないでしょうか。

元国会議員秘書が解説する、国会議員が乗る車のあれこれ①

 最近、国会議員の衆参各委員長が乗る車に、年間20億円の経費が掛かっていて、それは、高額なのではないか?との報道がなされました。確かに、衆議院参議院の各種委員会の委員長になれば、専用車があてがわれます。

 車種では、国産メーカーの最高ランクの車があてがわれます。いいお身分だと思われますが、この車は、委員会の公務と認定されるときにしか、使うことは出来ません。国会議員の事務所である議員会館から、衆議院参議院へ登院する時などに限定されます。要するに、国会議事堂へ行く時にしか、利用できない車になります。

 20億円ともいわれる維持費は、ほとんどが、運転手の人件費・議会事務局の人の人件費・ガソリン代・車検費用などに充てられています。

 衆議員・参議院の各委員長に就任したと言っても(衆議院なら当選4回から就任できます)、いつでも、専用車を使えるわけではありません。国会議員は、それぞれ、自分で車を保有し運転させる秘書も雇用しています。委員長になったからと言って、専用車を使うことが出来ると言っても、極限られた行程のみで、立場上、専用車を使うことが求められるので、使っているに過ぎないのが実態です。秘書からしてみれば、日程を組む時に、「ここから、ここまでは、衆議院の公務、ここからは、政務(政治活動)なので、車をどこどこに、配置してなど、仕事が増えてしまいます。

 逆に、自分の車を終日使うので、手当を支給した方が安いくらいですね。自分が雇用している秘書兼運転手と、衆議院参議院の委員長車専用の運転手との間で、仕事の引継ぎが発生するので、事務作業が複雑になってしまいます。

 ここから、ここまでは、委員長の専用車に乗ってもらって、ここからは、公務ではなくて、政務なので、個人の車を使ってくださいなど、結構、面倒な仕事が増えてしまいます。そうすると、荷物の載せ替えなどが発生するので、余計な仕事が増えてしまいます。

 これは、衆議院参議院の委員長の専用車だけの問題ではなく、各大臣・副大臣政務官にも共通して当てはまります。

 日本の国務大臣でさえも、国務に関しない仕事での移動は、プライベートの車を使っているのは、ご存じでしょうか?

 多分、アメリカでは、考えられないことではないかと思います。米国の国務長官が、支援者の集会で演説に行くからといって、個人の車で移動することって、あるのでしょうか?日本の大臣の場合は、同僚の議員がパーティーを開いて、その主賓で招待されても、議員個人の車で出向かなければなりません。

 よく言えば、公私がきっちりと分けられているとも言えますが、日本は、要人警護

に対して、ルーズとも言えます。

 20億円をかけてまで、専用車を用意する必要性は、無いと思いますが、国会議員が自分の車を持っているのですから、それを、効果的に利用させて貰う制度の方が、良いのではないでしょうか。

 

元国会議員秘書が解説する、次回の総選挙における、注目選挙区 その4 東京18区 菅(カン)元首相VS元民主党議員の元側近長島議員

自由テキスト  

覚悟 - さらば民進党、真の保守を目指して -

覚悟 - さらば民進党、真の保守を目指して -

  • 作者:長島 昭久
  • 発売日: 2017/06/27
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

  ここの選挙区は、菅(カン)元首相のおひざ元の、小金井市を中心とする選挙区ですが、自民党は、次期総選挙では、自民党二階派に鞍替えした、長島昭久衆議院議員を擁立することを、事実上決定しています。菅旋風が吹いて、菅(すが)首相と同じ、漢字の苗字である、菅(カン)元首相に、変な風が吹いてしまうのではないかと、勘ぐってしまう様な戦いになります(笑)N国党が、現職議員と同姓同名の候補者を立候補させて選挙を戦っているのに、似ていますね。

 元首相VS事実上の自民党現職の争いになります。東京の西部は、何故か、伝統的に、野党系の議員が強い地盤なので、長島氏には、是非、頑張ってもらいたいものであります。

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菅VS長島

  長島氏は、元々は、立川市周辺を地盤とする民主党議員でしたが、その政治信条は、自民党と元々大変に近く、よくある大人の事情なのですが、民主党から立候補をせざるを得なかった事情があったと、推察されます。前回の総選挙では、自民党の候補者に1000票差まで、追い詰められた、菅(カン)元総理ですが、前々回では、小選挙区では、敗れて、比例区で復活当選を果たしています。もう、首相経験者という神通力は無くなってきており、政界は、引退時ではないかと思われますが、愛弟子であった、長島氏が、同じ選挙区で立候補するということで、もう一度、立候補することを目指しているとのことですが、老害以外の何物でもないのは明らかです。

 長島氏は、経歴も面白いのですが、石原伸晃氏の秘書も経験しており、何故に、民主党の議員をやっていたのかが、不思議なくらいです。官僚出身の民主党議員にも良くありますが、選挙区事情、大人の事情で、やりたくない役回りをやらざるを得ないことも、多々ありますので、しょうがないことだとは思います。しかし、収まるべき、鞘にようやく収まったことで、その能力をいかんなく発揮して頂くことを望むだけですね。

 能力がなくて、国会議員をやっていてもらっても、困るのは国民ですので、能力がある人には、体が許す限り、力を発揮してもらいたいものです。

 自民党の選挙は、小泉旋風や、安倍首相人気なのど、風によって、大勝するケースもおおいのですが、自民党の場合、選挙の運動量を増やせば、増やすだけ票が上澄みされるという性質があり、年始にも、予想されている、総選挙までに、激烈に、活動をして頂いて、当選をして頂きたいものです。また、菅(カン)には、復活当選を許さないまでに、得票差をつけて頂きたいものです。もしかしたら、自民党に入党したということで、石原軍団が恒例の、選挙応援に駆け付ける、珍事も起こるかもしれませんね。

 菅(カン)の政治活動の原点の、市川房江など、戦後の昭和初期の政治活動そのもので、令和にもなった現在に通ようする、政治思想とはともても思えません。

 管(カン)が、まだ政治活動をしたいのでしたら、共産党に入党して、活動を継続すれば、良いと思っています。

     

元国会議員秘書が解説する、今後仕事を失っても、収入を確保する為の基礎知識

 わが国の経済は、2018年の後半から、後退局面に差し掛かり、2019年の消費税の10%導入で、大不況に突入するに至りました。また、2020年の中国、武漢から始まった、武漢ウィルスにより、全世界的な大恐慌となり、4-6月期のGDPは、マイナス25%以上と、1929年の世界大恐慌を超える規模となりました。

 そして、失業者もどんどん増えていき、2020年10月には、完全失業者が200万人の大台を超えるに至りました。完全失業率は、4%に近い訳ですが、休業者の数も、潜在的な失業者とカウントするならば、失業率は、優に5%を超えていると言ってもいいでしょう。

 現在は、様々は制度・補助金で、企業には200万円、個人事業主には100万円など、支給がされて、なんとか生き残っている状況ですが、これは、予算が尽きれば終了する訳で、永久には続きません。

 特に、一番割を食っているのが、サラリーマンなのですが、所属している会社が施してくれる給料以外には、収入を確保することは非常に困難です。アルバイトを解禁する会社も沢山出始めていますが、そのアルバイトさえ、奪い合っている状況なのではないでしょうか?現在は、外国人が入国するのが難しい為、従来は、外国人が行っていた仕事さえも奪い合っている状況なのではないかと思います。

 中々、収入を確保するのが難しい昨今ですが、「障害年金」という制度を使えば、比較的容易に、誰でも、障がい者の為の、年金を受給することが出来ます。

 手っ取り早いと言っても、その準備期間には、1年6か月が必要となりますが、心療内科に、「うつ病だと思います」と言って受診するところ(この日を初診日と言います)が、最初のスタートとなります。後は、普通に生活を行って、1年6か月後に、ソーシャルワーカーが配置されている、比較的、大きな心療内科の病院を受診し、うつ病の診断書をもらいます。うつ病の診断は、比較的、簡単に出るので、少し、しょんぼりしている程度で十分です。

 あとは、障害年金の申請代行を専門にしている社会保険労務士がいるので、その人に任せておけば、後は、受給決定が出るのを待つだけです。東京でしたら、成功報酬のみで10万円で、請け負ってくれるのが普通ですので、専門家に任せるのが良いです。

 この障害年金ですが、一度申請して、受給決定が出なかった場合、再度の申請で認められるのが、非常に難しいので、専門家に任せて、自分で行うのは避けた方が良いです。

 晴れて、受給決定が出れば、数遇月の15日に、2か月分の年金が振り込まれることになります。この年金は、心療内科の病院に、通院し続けている限り、ほぼ、出ますので、結構お得な年金になります。市区町村役場に申請すれば、障がい者手帳も、発行してもらえますので、公共交通機関の料金が半額になったり、大手キャリアの携帯料金の基本料金が500円割引になったり、50歳以上の高齢者で、アルバイトさえも見つからない場合は、障がい者のみが、就労できる作業所(最低賃金ですが)などをあっせんしてもらえたりします。

 障がい者年金ですが、人によりますが、障害厚生年金の場合は、年金の加入年数によりますが、月あたり、48,000円程度から、国民年金2級の場合は、月10万円ほどほらえます。

      

 

 

次回の総選挙における、注目選挙区 その3 山口3区 自民内で内紛勃発!?

 

国会議員の仕事―職業としての政治 (中公新書)
 

 ここは、中選挙区時代は、山口1区と言われた選挙区になりますが、長州藩時代から、自民党よりの超保守層が強い地盤になります。

 現職の衆議院議員は、元官房長官文部科学大臣・党選対委員長の河村健夫議員になります。前回の対戦相手は、立憲民主の新人でしたが、ダブルスコア―以上の、圧倒的な得票差で、当選を果たしています。

 何故、この選挙区で自民党内ので、内紛が起こりえるのかと言えば、河村氏がもう、78歳となり、十分に高齢なことと、そして、現参議院議員林芳正氏が、衆議院への鞍替え立候補を検討しているという話があるからです。

 河村氏の思惑としては、次の総選挙には、自分の息子を跡継ぎにしたいということと、林氏は、4世議員になりますが、父親の林義郎氏は、自民党税制調査会長も務めた大物で、中選挙区時代から、この山口3区の主要都市である、宇部市を地盤とし、河村氏よりも、林家の方が得票能力が高いとされているからです。

 また、林芳正氏は、東京大学を卒業後、ハーバード大学も卒業しているなど、家柄の良さと、人並外れた、その自頭の良さなどから、昔から、議員仲間・永田町では、「衆議院議員なら、将来は、総理を目指せるのに。もったいない男」と言われてきた、参議院議員であるがゆえに、埋もれていた人財と言えます。

 ここで、何故、参議院議員が、首相になれないのか疑問に思う方が、いらっしゃるかと思いますが、決して、憲法で禁止されている訳ではありませんが、法理論上、解散の無い参議院議員の首相が、衆議院の解散権を持つことは、衆議院が、参議院に優越するという憲法理論に反することになるため、出来ないとされています。法理論を超えた、法律解釈の、一般常識の範疇と、とらえられています。

 第二次安倍内閣が誕生した時に、次の総理のダークホースの1人にも入ってさえいなかった、菅氏が、総理大臣にまでなってしまったのなら、と奮発して衆議院議員=代議士の座を狙ってくる可能性は十分にあります。20年ほど前は、船田元衆議院議員も、将来の首相候補と言われていたことがありますが、時代を一気に進めて、石破氏も、かつては、首相候補だったこともあると言わせるほど、インパクトが出てくるかもしれません。

 個人的には、保守VS保守で争っていただいて、勝った方が、自民党追加公認ということでよろしいのではないでしょうか?

 自民党総裁選挙のページでも少し、触れましたが、何故なら、選挙とは、勝ったものが正義だからです。

     

 

元国会銀秘書が語る、菅首相の「補佐官、柿崎明二氏」任命の裏側

 

「次の首相」はこうして決まる (講談社現代新書)

「次の首相」はこうして決まる (講談社現代新書)

  • 作者:柿崎 明二
  • 発売日: 2008/10/17
  • メディア: 新書
 

  さて、報道各社で、いろいろ、お話がなされている、首相補佐官人事ですが、元共同通信記者であった、柿崎氏が任命されました。永田町界隈の事情通からすれば、「あー、そういう使い方もあったかも!?」と言った感じかもしれません。

 柿崎氏は、20数年前から、自民党平成研究会(旧竹下派経世会)の番記者から、出足をスタートした経歴があります。その時の取材対象は、小選挙区で初当選した、96年組で、その当選組を重点的に、取材活動をしていたのを記憶しています。

 当然、出身地が共通の秋田県という、両氏ですので、親密な仲になっていたというのは、想像に難くありません。何故、柿崎氏が永田町で目立つ存在だったのか?といえば、基本的に、足を運んで、裏を取るタイプの記者で、他の通信社や、新聞社の記者と違って、何か起こったときに、足を運んでくる記者とは、違っていたというところではないでしょうか。

 ほとんどの記者は、所属している記者クラブから、ほとんど外にでることなく、大本営発表の情報のみを記事にしていると言っても過言ではなりません。彼の場合は、頻繁に、議員会館の事務所に、足しげく通い詰めて、現在の当選回数7・8回組との信頼関係を構築していった感じがあります。

 将来は、政治家になりたいとの野心があると言われていますが、その意向をくみ取って、首相補佐官に任用したと考えることもできます。

 もしかしたら、次の総選挙では、自民党が弱い秋田2区(現職は、金田勝年)に擁立するかもしれませんね。金田氏には、比例上位での当選を約束し、事実上の引退勧告が行われるかもしれませんね。相手の野党が、アナウンサー出身ということで、知名度があるため、比例復活当選を許しており、自民党=柿崎氏を勝たせて、野党の議席を奪うという、両面作戦で攻める可能性は十分に考えられます。

 選挙に弱いということは、次の選挙で、野党に議席をひっくり返されるかもしれないという恐ろしさに加え、身内から公認の邪魔をされかねない、という内なる恐ろしさも、持ち合わせています。

  いずれにせよ、自由民主党の公認は、「当選する為の、プラチナチケット」となりますので、菅首相から、首相補佐官に任用されたということは、柿崎氏にとっては良かったのではないでしょうか。自民党議員と野党議員とでは、その活動内容は、全く異なってきますので、自民党議員になれる足掛かりを作ってもらえたのは、良かったことではないかと思います。

     

 

 

元国会議員秘書が解説する、永田町の「あいうえお」???

 

さて、日本の政治の中心地である永田町ですが、地理的には、東京都千代田区に存在しています。そして、この町ですが、ほとんど、店舗は存在せず、映画監督だった、故黒沢明の親類が経営する蕎麦店「黒沢」、個人が経営する酒店くらいしか店舗はありません。

 また、小高い丘の様になっており、結構、勾配がきつい坂が多くあります。これは、江戸城を建設する際に、お堀をほった土の捨て場だった為と言われています。

 こういった感じの永田町ですが、格言、迷言、迷信などをご紹介したいと思います。

 「あ」ああ言えば、こう言う。国会の論戦などで、良く見られる光景ですが、議論の相手の言うことを認めるということは、基本的にはありません。イエスかノーで答えてくださいと、野党議員は、よく質問しますが、絶対に、イエス、ノーで答えることはしません。基本的には、質問をされた本人が、言いたいことを一方的に主張して終わります。

 「い」これは、衆議院に当てはまることになりますが、いつ、選挙があってもいいように、選挙準備をしておくというものがあります。そのために、衆議院議員は、金曜日の夜に、選挙区である地元に戻り、火曜日の早朝に永田町に戻ってくるという、生活を送ることになります。国会議員の仕事をしている限り、この二重生活が続くことになるので、体力的には結構大変です。

 「う」うまい飯が食べられるのは、ひと昔まで。国会議員と言ったら、夜は、高級料亭で会食をしているというイメージが多いかもしれませんが、意外にも、国会議員同士の身内の会食では、永田町に隣接する赤坂の、個室がある、庶民向けの居酒屋で飲んでいることが多いです。

 身内同士の飲み食いに、お金を使ってもしょうがないということもありますが、赤坂の衆議院議員宿舎に近いという理由もあります。料亭に行くのは、党の幹部がおごってくれる時か、接待でお声がかかった時くらいなのではないでしょうか。

 「え」えらい人には、巻かれろ。当選回数の多い先輩議員には逆らうなということです。当選回数が少ない議員は、自分が実現したい政策があったとしても、ある程度、当選回数を重ねないと、実現できないのが現実です。少なくとも、副大臣クラスにでもならない限り、全く何も政策実現はできません。政策を実現させたいなら、必然的に、仲間が必要になってきますので、大物議員の手を借りることもあるので、その時の為に、先輩議員には、まかれておいた方が良いということを意味しています。

 「お」おんぶに、だっこに、かたぐるま。これは、有権者に対しての接し方になります。公職選挙法に、抵触しないことなら、何でもやるということを意味しています。選挙に当選するためなら、国会議員は、1票を獲得するためらな、何でもやるのが現実です。

     

 

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