元国会議員秘書が解説する、次回の総選挙における、注目選挙区 その4 東京18区 菅(カン)元首相VS元民主党議員の元側近長島議員

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覚悟 - さらば民進党、真の保守を目指して -

覚悟 - さらば民進党、真の保守を目指して -

  • 作者:長島 昭久
  • 発売日: 2017/06/27
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

  ここの選挙区は、菅(カン)元首相のおひざ元の、小金井市を中心とする選挙区ですが、自民党は、次期総選挙では、自民党二階派に鞍替えした、長島昭久衆議院議員を擁立することを、事実上決定しています。菅旋風が吹いて、菅(すが)首相と同じ、漢字の苗字である、菅(カン)元首相に、変な風が吹いてしまうのではないかと、勘ぐってしまう様な戦いになります(笑)N国党が、現職議員と同姓同名の候補者を立候補させて選挙を戦っているのに、似ていますね。

 元首相VS事実上の自民党現職の争いになります。東京の西部は、何故か、伝統的に、野党系の議員が強い地盤なので、長島氏には、是非、頑張ってもらいたいものであります。

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菅VS長島

  長島氏は、元々は、立川市周辺を地盤とする民主党議員でしたが、その政治信条は、自民党と元々大変に近く、よくある大人の事情なのですが、民主党から立候補をせざるを得なかった事情があったと、推察されます。前回の総選挙では、自民党の候補者に1000票差まで、追い詰められた、菅(カン)元総理ですが、前々回では、小選挙区では、敗れて、比例区で復活当選を果たしています。もう、首相経験者という神通力は無くなってきており、政界は、引退時ではないかと思われますが、愛弟子であった、長島氏が、同じ選挙区で立候補するということで、もう一度、立候補することを目指しているとのことですが、老害以外の何物でもないのは明らかです。

 長島氏は、経歴も面白いのですが、石原伸晃氏の秘書も経験しており、何故に、民主党の議員をやっていたのかが、不思議なくらいです。官僚出身の民主党議員にも良くありますが、選挙区事情、大人の事情で、やりたくない役回りをやらざるを得ないことも、多々ありますので、しょうがないことだとは思います。しかし、収まるべき、鞘にようやく収まったことで、その能力をいかんなく発揮して頂くことを望むだけですね。

 能力がなくて、国会議員をやっていてもらっても、困るのは国民ですので、能力がある人には、体が許す限り、力を発揮してもらいたいものです。

 自民党の選挙は、小泉旋風や、安倍首相人気なのど、風によって、大勝するケースもおおいのですが、自民党の場合、選挙の運動量を増やせば、増やすだけ票が上澄みされるという性質があり、年始にも、予想されている、総選挙までに、激烈に、活動をして頂いて、当選をして頂きたいものです。また、菅(カン)には、復活当選を許さないまでに、得票差をつけて頂きたいものです。もしかしたら、自民党に入党したということで、石原軍団が恒例の、選挙応援に駆け付ける、珍事も起こるかもしれませんね。

 菅(カン)の政治活動の原点の、市川房江など、戦後の昭和初期の政治活動そのもので、令和にもなった現在に通ようする、政治思想とはともても思えません。

 管(カン)が、まだ政治活動をしたいのでしたら、共産党に入党して、活動を継続すれば、良いと思っています。