元 国会議員秘書から見た、国会議員はオンラインRPGのプレイヤーで、国民はNPC(ノン プレイ キャラクター) 上杉鷹山の三家訓を捧げます

 国会議員(衆議院議員)は、オンラインRPGのプレイヤーで、国民はNPC(ノン プレイ キャラクター)である。

 その意味するところは、国会議員は、戦闘(選挙)を繰り返し、当選することで発言力がレベルアップし、国民は、自由に発言はしないが、プレイヤーである国会議員は、NPC(国民)の話を形だけでも、聞かないとゲームを進めることが出来ず、レベルアップできない(選挙に当選できない)ところから、そう例えさせて頂いた。

 ゲームでのプレイヤーの強さを意味する「レベル」=「当選回数」で、少なくとも4年に一回は、選挙とうイベントが発生する。これは、例えるならレベルアップのための「ボス」との闘いの様なもので、日常的な政治活動は、その「ボス」を倒すための活動と言うことができる。

 まれに、「ボス」との闘いで勝てそうにない場合に、「課金」することで得られる「得票」という高強力なアイテムを購入し、「ボス」との闘いに勝利しようと考える。これがいわゆる「買収」というものである。

 与党系議員の場合は、真面目に日常的な政治活動を行っていれば、「ボス」に勝利することができるのあるが、プレイヤーが持つ人間的な性格や、言動に問題があれば、「ボス」に勝つことが難しくなるケースが大いにある。

 選挙で、課金をするのは、大いに問題があるのであるが、その課金するお金を集めてくる行為に問題があるケースが大半だったりするので、政治に関わるお金の問題は、古今東西、民主主義社会の中では、常に起こりうる問題とされてきた。

 実際に、ゲームの中では、沢山のリアルマネーを使うことが出来るプレイヤーが、強力なアイテムを手に入れ、有利にゲームを進めることが出来るのであるが、実際の政治を行う上で、それを行うのはご法度であるのは、普通人の感覚・常識では容易に理解できる。

 いつの時代も、一定の割合で、ゲームと実際の政治を混同する政治家が、現れてくるのであるが、河井克行衆議院議員

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はその典型例ではないだろうか。所属ギルドである、自民党から1憶6000万円を貰ったからといって、選挙区の議員に2600万円も課金してしまうのは、度を越しているとしか言いようがない。

 河井さん、あなたは、一体何のために松下政経塾に、入塾していたのですか?

 そういった河井氏に、米国大統領のケネディも尊敬したとされ、日本史上稀代の名君と言われる、上杉鷹山が残した家訓を謹んでお送りします。

 

一、国家は先祖より子孫へ伝え候国家にして我私すべき物にはこれ無く候

一、人民は国家に属したる人民にして我私すべき物にはこれ無く候

一、国家人民の為に立たる君にて君の為に立たる国家人民にはこれ無く候