元国会議員秘書が聞いた、ある大物政治家の言葉「中国は、今の体制のままにしておくのがいい」

 ある政治家が、とある会合で発言した言葉。それは、「中国は、今の体制のままにしておくのがいい」、この言葉は、現在の、中国の共産党一党独裁体制により、言論・人権を中国人民から奪わせておいた、状態の体制の方が良いとの意味です。

 この言葉の意味は、「共産体制バンザイ」、「言論・人権抑圧バンザイ」という意味ではない。真意は、人口14憶人の中国が、もし、完全に西側の自由主義・資本主義経済陣営に入っていたととしたら、今は落ちぶれてはいるが、果たして、現在の日本の発展はあったのだろうか?もしかしたら、その地位は、中国に取って変わられていたのではないか?という趣旨のものである。


香港废青的末日。国安法落地。中国共产党生日快乐。郝海东。

 漢民族が多いとされる台湾、香港の経済発展を見てみれば分かるが、多少の民族性の違いが視られる部分はあるが、元々は中国人に違いなく、この両国の経済発展が、中国大陸全土に渡って、繰り広げられていたとしたら、一体、どのような経済発展を成し遂げていたのか想像がつかない。

 そのある政治家は、その絶対的な領土の広さ、人口の多さに加え、西側陣営と全く同じ統治システム・経済システムが加われば、いくらアメリカが世界最強の軍隊を持っているとしても、もても勝ち目がないと言っていたのである。だから、なので、本音で、表記の発言が出たのである。

 現在、中国に住んでいる人民にとっては、かなり不幸なことではあるが、発言の自由・情報発信の自由が無いことに加え、国家が情報統制を行うために、農産物などは、日本国内で販売されていたとしても、「中国産」というだけで、購入するのをためらい、国産の商品を購入したりしていないだろうか?このことは、日本の農家にとっては、大変助かることに繋がっている。

 ルールに乗っ取って、成分表示や、使用された農薬の情報・産地など記載されていたとしても、「中国産」というだけで、真実の表記がなされているのか大変に、疑わしくなる。上海など、比較的、世界にも認知されている大都市においてさえ、平気で堂々とブランド商品のコピー商品を「スーパーコピー(本物と見分けがつきにくい)」として売っていたりする現実すらある。

 中国で作られた商品というだけで、もう既に、「怪しい商品」となってしまう現実がある。その為に、中国人が日本に来訪した際に、自分の肌身に使うものだから戸言う理由で、化粧品が大量に購入されたりもしている。

 現在の中国ビジネスの実態としては、国策として、他国から技術を盗み取り、自国でコピーを行うことで発展してきた感があるが、体制が代わり、自由主義経済の元で、企業が自力で研究開発を行い、新しい技術の開発を行いだしたら、もう目も当てられなくなる状況となるのではないだろうか。

 

中国共産党 支配者たちの秘密の世界

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