自民党国会議員秘書の役得は?①

 自民党の秘書の場合、約2年に一度、海外への視察旅行へ行けるとうものがあります。正直にいって、与党の秘書だからこそ、行ける場所というものがあります。

 私が在職していた間だけでも、台湾、シンガポール、北京というものがありました。私は、その中の、北京というものに、参加させて頂いたことがあります。もちろん、費用は実費なのですが、私の場合は、事務所に負担して頂くことができました。

 当時の私としては、初めての海外旅行でしたので、パスポートをその時、初めて作りました。しかも、事務所の経費で。

 行ったところと言えば、人民大会堂での、中日友好協会の方々との会談、北京ダックが中国一おいしいと言われるレストランでの夕食、万里の長城ラストエンペラーの舞台となり、トランプ大統領の接待にも使われた紫禁城、地下豪のような古墳など、壮大な見物・視察の嵐だった記憶があります。

 変わった催しとしては、北京にある、日本大使館での、歓迎パーティーもありました。在外公館でのレセプションを開いてもらえるとうのは、流石は、与党・自民党秘書ご一行様とうだけあります。こういう機会は、そこらへんの、旅行では味わえないものですね。外交官の方々と、いろいろ情報交換をしたのですが、意外だったのは、日本で発行されている週刊誌をリアルタイムで読みたいとう要望がありました。まだ、当時は雑誌誌のオンラインでの、リアルタイム発行が発達していなかった為、日本のリアルな情報に飢えていたようでした。

 当然、宿泊したホテルも、超一流ホテルになりますが、当時としては、日本国内の一流ホテルにも、負けない程の設備であった記憶があります。

 一方、当時の民主党になりますが、報道によれば、秘書会企画で、国内の温泉旅行だったとのことでしたので、その待遇の差が、いかほどのものかお分かりいただけると思います。