秋元司議員が取り調べられている訳ですが・・・④

 さて、またしても、秋元議員のネタな訳ですが、社会的な関心が高いのが、私のブログの中でも、秋元議員ネタはアクセス数が非常に多いですね。パチンコ業界とズブズブだった訳ですが、パチンコ業界は、来年4月以降は経営が厳しくなると言われています。

 いわゆる爆裂機の撤去、パチンコホールでの禁煙問題など業界を取り巻く環境は非常に厳しいとされています。秋元議員は、特に、首都圏で事業展開する「ガイア」というブランドのパチンコチェーンと仲が良かった訳ですが、その資金源とも言える会社からいつまでも支援がもらえるという保証はありません。

 そこで、新しい利権であるIRに資金源を求めて舵を切ったとも言えるのですが、やり方があまりにも、露骨過ぎたと言えるのではないでしょうか。講演会の講師を行っただけで、200万円貰ったり(国会議員は職業評論家ではないので、高くても10万円から30万円程度が相場です)などありえない金額が動いています。あの、元マッキンゼーの社長であった、大前研一氏の講演でも300万円くらいと聞いたことがあります。

 金銭的な便宜を図ろうとした中国企業は、当初3か所建設する予定だったIRを増やしてもらおうとしたみたいですが、これは、IRの根本的な計画に関わってくる部分なので、秋元議員だけで解決できる問題ではないでしょう。

 そこで、千葉県の現役国会議員や前衆議院議員の事務所まで、東京地検特捜部が調査している訳ですが、まだまだ、他に国会議員の関与が出てくる可能性はありそうですね。二階派親中派)が中心に調べられているようですが、超党派で結成されているカジノ議連にまで捜査が及べば、令和の大疑獄事件にまで発展する可能性は大いにありそうです。

 この手の、汚職事件になれば、キーマンと思われる関係人物の自殺というのが、出てきますが、それを封じるかのように、東京地検特捜部の捜査のスピードは、尋常ではないほど早いスピードで展開しているように見えます。

 ところで、カジノといえば、ラスベガス=アメリカという図式があるわけですが、CIAが裏で糸を引いている可能もあるかもしれません。相手が中国企業ということで、アメリカの庭先である日本で勝手なことをさせないということで、様々な情報を少しずつマスコミや、政界を通じてリークをしている可能性も無きにしも非ずです。

 もしかしたら、アメリカと中国のIR利権を巡る代理戦争の矢面に立たされた、秋元議員が、アメリカ側から刺されたとの見方もできるのかもしれませんね。