質問!何らかの議員になりたいです。選挙の戦い方を教えてください② 主婦でもできる??

 地方議員に限って言えることですが、この仕事は、サイドビジネスとして捉えることもできる仕事で、意外にも、専業主婦にも向いている仕事だったりします。

 議会は、2か月に1回招集されるので、年間の半数は休みであるとも言えます。そして、欧米の地方議会の様に、夜間に議会を開いたりしないので、とてもホワイトな仕事環境とも言えます。

 地方議員なら、供託金の30万円を用意すれば、25歳以上で、その地域に3か月以上在住していれば、立候補が可能なので、活動資金さえ用意できれば、ニート、低学歴で思うような社会人経験を積むことが出来なかった人でも、「先生」と呼ばれる仕事に就くことが出来、人生の一発逆転を狙うことが可能です。

 インターネットを使ったいわゆる「ネット選挙」は、解禁されましたが、地方選挙においては、有効に機能しないことが多いので、大きな期待を抱かない方が賢明です。(実際に地方議員のHPを見たことがある人は、ほどんどいないですよね。というか、っマニア以外で、見る人はいません。私もおなじです。)

 ネット選挙が機能するのは、有権者の関心が高い、国政選挙のみであると考えた方が良いです。したがって、大金をかけて、立派なホームページを作る必要はありまん。 

 作ったとしても、無料で作成することができる、WIX、JINDO、無料ブログ程度に留めておくことが重要です。

 いくら、政策チラシを作って、配布したとしても、有権者は、わざわざ、ホームページを見に行くことはしません。実際に、地方議員の選挙で、立候補者のホームぺージを開いて、政策を見て検討したことがある人は、ほとんどいないと思います。

 有権者の、直接的な投票行動につながる活動は、「本人を見たことがある」、「名前を聞いたことがある」、「知人から勧められた」、「自分が支持政党に所属している」の4点から行われます。

 また、立候補者が、有権者と頻繁に、握手をしている場面が映し出されると思いますが、これは、あの田中角栄

ja.wikipedia.org

が編み出した「握手をした数だけ票が積みあがる」という、選挙で勝つための「定説」で、有権者に対して、親密さを植え付ける、力強い握手は「実行力」を表し、人間の投票心理を突いた核心ともいえる行動と言えます。欧米人が、日常的に「ハグ」、「キス」をするのに似ているとも言えますね。

 まず、初当選を目指すなら、町内会の活動に積極的に参加して、町内会の役員になったりして知名度を上げ、可能なら、小中学校などのPTA会長を目指すことから始めるのが、近道だったりします。

 事業をしているのであれば、青年会議所、商工会議所の役員、ロータリー、ライオンズクラブなどの奉仕団体に加盟するのが、王道になりますね。国会議員の場合、これらの団体のOBだったり、所属をしていたりすることがほとんどだと思います。

 それよりも、まず、固めるのは、小中学校の同級生をしらみつぶしに当たって、基礎票を固めるところから始めることが最も重要だったりしますね。もちろん、親類縁者については、一度もあったことがない遠縁でも、確実な票となるように固めておくことは必要です。 

 地方選挙は、国政選挙の様に「風」は、100%吹きませんので、自分の足で地道に稼ぐことが必要とされるのです。