元国会議員秘書が見た、国会議員ってどんな人がなってるの? 何で世襲政治家ってお金持ちなの? シャア・アズナブルが理想の政治家だ①

 

機動戦士ガンダム 逆襲のシャア

機動戦士ガンダム 逆襲のシャア

  • 発売日: 2016/08/15
  • メディア: Prime Video
 

 私が、見てきた限りでは、どんな人が国会議員になっているのかは、大きく5つに分類できるのではないかと思っています。

 1.超頭が良く、自信満々に、「俺様ならその資格があるだろう」タイプの人ですね。超有名・名門と言われる高校を卒業して、東大法学部を卒業し、キャリア官僚として、それなりの経験を積んだタイプの人になります。最近、有名な人では、西村経済復興担当兼コロナ担当大臣になりますね。東大法学部に入ることだけを人生の目的として、灘高・開成高校、東大法学部、財務省経済産業省のキャリアを歩いてきたような方になります。

 天上天下唯我独尊タイプで、自頭が良いだけで、他の取りえは無いように感じますが、苦しんでいる人々の想い・感じ方を政治に反映させることが出来る方々だとは、とても思えませんが、有権者から選ばれているのですから、政治家としてのそれなりの資格があるのでしょう。民主主義とは、良くも悪くも、そういうものなでの、しょうがありません。万能主義であるとも思われる、民主主義の悪い点とも、ひろく昔から言われているところです。

 2.頭が悪くても、選挙区の人々に寄り添うことができる人

 これは、田中角栄タイプの政治家と言えるのではないでしょうか。中卒ながら、設計事務所を経営、大成功させるなどビジネスセンスはあるので、田中角栄の地頭が悪いとは言いませんが、自身の学歴だでではなく、その行動力で、政治力を見せた政治家ではないでしょうか。1のタイプとは、真逆の経歴から、一般大衆の共感を得ることに長けていると言えますね。

3.世襲・血縁で政治家になる人

 これも、古今東西・世界を問わず、非常に多いタイプですが、有権者が望むならこれもありなのではないでしょうか。日本を問わず、アメリカでも、ケネディ、最近では、ブッシュ、インドネシアでもありました。能力はなくとも、血筋の良さで、政治家をしている人もいます。身元の確かさが、売りの一つでもありますね。

 いわゆる、政治ファミリー=政治を仕事にする人=政治屋ですね。政治を職業としている人達です。日本で言えば、安倍ファミリー(どうやったら、都内の超一等地の富ヶ谷に家をたてられるんですか?実弟は、岸家に婿入りし防衛大臣になでなりました)・小泉ファミリー(小泉さんは、そんなに資産はありませんね)・麻生ファミリー・鳩山ファミリー、小沢一郎ファミリーですが、なんで、政治をやっているだけで、一族にお金が貯まってしまうのか、そんなにお金があるのかが不明ですね。普通に、政治をやっていて、何十億・何百億円も、お金が貯まるのかが意味不明です。何で、鳩山会館(実は、一般でも見学が可能です)

https://www.hatoyamakaikan.com/

など、富裕層が趣味で持っている様な、豪華な建物を保有出来ているのでしょうか?(裏でやっていることは察しがつきますね)

 それは、国会議員の大半は、政治資金管理団体、政党支部、政治家個人の財布の3つの口座意外に、個人的に、コンサルティング会社などの会社を保有しており、その会社が企業・団体からの資金を受け入れる4つ目の集金窓口となっているからです。この会社の、お金の出入りは、公開しなくても良いので、通常の商取引を装って、集金窓口となっているのです。これについては、後日、述べさせて頂きます。

4.地方議員出身の人

 これは、最初は、住んでいる地方の人々の為に政治を志した人になります。いわゆる「たたき上げ」と言われる議員になります。

 有名な所では、菅総理大臣になるでしょうか。また、少し前に、退任した、前オリンピック担当大臣の桜田氏などになるでしょうか。地方に住んでいる人々だけでなく、政治を行っていくうちに、全国民の為にと思って、国政に打って出た人と言うことが出来ます。

 1のエリート街道まっしぐらの政治家よりは、信用ができると思います。変な、国会議員らよりも、地方議員時代を含めれば、政治キャリアが長い人たちも非常におおいです。これらの人達に、共通するのは、単なる政治の「風」で当選してきた人達ではなく、地域に根差して、本当の意味での、熱狂的な支持者たちがおり、汚職など、金銭的な部分で、自分の政治信条を代えない議員ということができます。

5.個人的には、1と3を合わせもっった人が最強と言えるのかもしれませんが、いるとすれば、ガンダムシリーズで最も人気がある「シャア・アズナブル」(クラトロ・バジーナ)

ja.wikipedia.org

」の様な人なのかもしれません。時代に翻弄されながらも、自ら成長し続け、地球連邦を潰そうとしたり、かたや、救おうとしてみたり、最後には、人類の生存の為に、地球そのものを潰そうと出来る(地球の存在のそのもの為に)人物が、ある意味、本当の政治家なのかもしれません。ジオン軍士官学校を実質的に主席で卒料し(主席は、意図的にガルマ・ザビに譲りましたが)、その家柄の良さ、その常人を遥かに超えたリーダーシップ、そのリーダーシップを大きく超えたカリスマ性、常人をはるかに超えるその行動力(戦闘力)など、もう完璧すぎますね。

 こういう、仮想の人物に、理想の政治像を求めざるをえないのは、この国がもう、終わっている証拠なのかもしれませんね。

  次は、②で別の種類の議員を解説しますね。