国会議員秘書って、夜は何を食べてるの?

 アクティブに活動することを求めらている、国会議員秘書ですが、人とお会いして、接することが仕事なので、当然、夜も仕事になります。

 これは、選挙区勤務の秘書、永田町勤務の秘書に共通するところではあります。

私は、永田町勤務の秘書でしたので、その経験を、書かせて頂きますが、年末年始は、各種団体の、忘年会やら、新年会に、議員の代わりとして、出席をすることが多いです。大体、ホテルで行われるわけですが、立食形式で、飲み食い放題で、お土産を貰って帰ります。

 これは、国会議員が開いている、テレビでも報道される、政治資金パーティーと同じで、1杯ビールを頂いて、その日の夕食分だけ、欲しいものを食べて、帰るといったかんじでしょうか。有名な屋台というのも出ていて、昔でしたら、東京会館のハンドメイドのオムレツ(目の前で作ってくれる)、オークラなら、久兵衛(銀座)などでしょうか。

 あと、多いのは、同僚である、国家議員の政治資金パーティーへの出席ですね。これは、圧倒的に数が多いです。国会議員の収入源は、給料以外の様々な手当ての支給があり、多いと思われる人が多いと思いますが、国家議員の月々の手取りは100万円程度+文書交通滞在費の100万円くらいです。

 あとは、会費制の議員の個人的なつながりのある知人の会合などに出席もします。会合といっても、単なる飲み会なのですが。。

 私的には、その知人に恵まれたかもしれないのですが、三ツ星レストランの「ロオジエ」、「久兵衛」、その他、高級中華・天ぷら屋や、銀座のクラブなどにも、数多く足を運んだ記憶があります。こういう場所に行く場合は、大抵、午前様になるので、次の日が大変です。大抵、金曜日が多いのですが、私の場合は、日曜日のみが休みでしたので、土曜日の日はかなり大変でした。

 こういう、有名店の料理は、流石に、世間一般から高い評価を得ているだけに、一味は違うという印象はありました。

 自民党の元某議員が、議員になったときに、「料亭に行ってみたい」と言って、ちょっとした騒ぎになったことがありました。料亭については、流石に、秘書の身分では、行く機会はなかったですね。

 一度だけ、議員の配慮で、料亭に料理を下ろしている、料理屋というのがあるのですが、向島で、一度だけ、そのお店で料理を食したことがあります。

 これは、さすがに、絶品だったという記憶があります。一人、数万円するというのも、納得をしました。

 あとは、一人で、家に帰って、一人のみが多かったですね。